木を塗る塗装 KM WOOD
木を塗る塗装 KM WOOD
KM WOODの特徴
- KM WOODは木の色彩と立体感のある板目模様を表現した当社独自の木目調意匠塗装です。
- KM WOODはCNFや木粉等の自然素材と塗料を混合させる事により、本物の木質感の様な手触りを表現しています。
- KM WOODは金属に塗装する事により、本物の木質建材等と比較して反りや退色性等に優れる仕様となっております。
- KM WOODは木の色彩と立体感のある板目模様を表現した当社独自の木目調意匠塗装です。
- KM WOODはCNFや木粉等の自然素材と塗料を混合させる事により、本物の木質感の様な手触りを表現しています。
- KM WOODは金属に塗装する事により、本物の木質建材等と比較して反りや退色性等に優れる仕様となっております。
CNF（セルロースナノファイバー）とは
セルロースナノファイバー（以下ＣＮＦ）は、木を構成する繊維をナノレベルまで細かくほぐすことで生まれる最先端のバイオマス素材です。
植物繊維由来である事から、生産・廃棄に関する環境負荷が小さく、軽量である事が特徴で、弾性率は高強度繊維で知られるアライド繊維並に高く、温度変化に伴う伸縮はガラス並に良好、酸素などのガスバリア性が高いなど、優れた特性を表現しています。（日本製紙様ＨＰ引用）
KM WOODに混合したCNFは日本製紙の“セレンピア®”を採用。再生可能な植物由来の新素材であるＣＮＦは食品、化粧品への添加剤をはじめとして工業薬品、インク、塗料、エラストマーなどへの配合例もあり非常に広い分野で利用が進んでいます。
木粉を混合した塗料にＣＮＦを添加する事で塗料中の木粉の分散性を向上させ、温かみのある塗装膜を表現する事が出来ました。
CNFと塗料について
当社選定の塗料とCNF、木粉等を混合する事で木粉の塗料中への均一分散性を高めて、温かみのある塗装膜を表現する事が出来ました。
他、鉛筆硬度試験や光沢保持率比較試験等でCNFを混合するメリットを確認しています。
KM WOODは静岡県ふじのくにCNFプロジェクト推進事業 高田勝己コーディネーターの仲介を受け、静岡市内で研究開発を行っている
㈱プラシンクス様の助言、協力を受けて実現しました。また、CNFは静岡県に製造拠点を置く日本製紙様のセレンピアを採用。
当塗装仕様を通じて静岡県の技術発展、景観向上にも少しでも協力出来ればとの想いも込めています。
標準カラーラインナップ
標準６色をラインナップ。特注色対応については御相談下さい。
※印刷物の為、実際の色と異なります。
標準色は予告なく変更する場合がございます。ご了承ください。
KM WOOD（フッ素コート）
物性データ
| 塗膜中への木粉分散性 均一触感※１ | 良好 |
| 碁盤目試験 | 100/100 |
| 耐沸騰水7時間浸漬 | 異常無し |
| 鉛筆硬度 | ３Ｈ |
| デュポン耐衝撃性500ｇ | 異常無し |
| 塩水噴霧3000時間 | 錆発生無し |
| 耐候性3000時間 光沢保持率 | ９６％ |
| 耐候性3000時間 色差（⊿E) | ０．６％ |
| 折り曲げ試験2㎜φ 目視 ※1 | 異常無し |
| 塗膜燃焼性試験 ※２ | 不燃材相当数値 |
KM WOODの
SIAA抗菌加工
当社では内装向けの塗装製品に対して、SIAA（抗菌製品技術協議会）抗菌マークを表示する事が可能です。 SIAAマークは抗菌加工されていない製品の表面と比較して細菌の増殖割合が百分の一以下である事や、 SIAAが定めた安全性基準を満たしている製品への表示が可能になります。 KM WOODも既定の塗装方法で加工する事によって、SIAA抗菌マークを表示した部材としての使用が出来ます。
量産体制に備えて
木目用塗装ロボットを完備
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